原則:製品提供と顧客価値 〜 アジャイル・プロジェクト・マネジメント

翻訳した平鍋さんの日記を見て書くことにしました f(^^;;
http://blogs.itmedia.co.jp/hiranabe/2005/07/apm_0f27.html

顧客価値の提供

単純な原則のようだが、最も強調すべきもの。

アジャイルなチームは、絶えず顧客の参加を求めている。そして、つねにこう問いつづけている。「私たちがしていることは、あなたのビジネス目標の達成に役立っているでしょうか?」
役に立つものを顧客にに提供することもきわめて重要だが、成功するためには、関係者全員に情報を行き渡らせ、参加させることが必要不可欠である。

目的を見失わないようにするには、呪文のように?常に問い続ける必要がありますね。

リーン思考 ~ ムダの排除

ムダとは顧客に価値を提供しない全ての作業のこと。顧客に製品(つまり価値)を提供するための作業と規則を厳守するための作業を区別して、適切な戦略をとる必要がる。

トヨタにいるアメリカ人のエンジニアとマネージャに、価値の付加に(つまり、実際の園児亜リング作業に)どのくらい時間を費やしているかをたずねたところ、その答えは平均して80パーセントであった。同じ問いをアメリカの自動車会社のエンジニアとマネージャにたずねてみたところ、平均して20パーセントとの回答であった。開発エンジニアに4倍も多く価値付加作業をさせている企業となど、競争できるはずがないのだ[Kennedy2003]。

エンジニアが製品提供に集中できるように徹底的にムダを排除した結果、こんなに大きな違いになってしまうんですね。