技術者に求められるもの!

ネット時代の技術者に求められるもの!・・・それは以下のようなものだ。

  • 情熱!
  • 利用者視点で
    • 使い勝手の向上を目指す
    • 新しい利用シーンを提案する
    • 技術へのこだわり

特集『ネットが創る意外な売れ筋 消費者がはぐぐむヒットの発想』(日経エレクトロニクス(2007.1.29))を読んで。

背景:ネット口コミ

口コミ掲示板やmixiに代表されるSNSの普及によって、従来のカタログの性能差によって売れる商品が決まらず、最近のヒット商品の多くは当初の予想と異なり「想定外」の売れ行きなのだそうだ。
# ニンテンドーDSなんか売れすぎでしょ!ジョーバもそうですね!

マーケティングの問題?

最近、購入前にネットで評判を確認するのは当たり前になってきているので、まあ当然と言えば当然の流れだと思うけど(実際には、まだまだ旧来の物理的な口コミの方が圧倒的に多いらしい)、この記事がマーケティングや企画を対象とした雑誌ではなく、技術者向けの日経エレキに載っていることがちょっと不思議な感じがしていた。
なぜなら、従来の「ヒットの法則」が成立しないと言うことは、彼ら(マーケッター)の問題だと思っていたからだ。

技術者にしか解決できないこと

(土曜日にタリーズでまったりと)この記事を読んでみたが、技術者に向けたメッセージはこうだ。

  • メーカーの開発体制を見直そう(高性能や多機能化だけじゃなく)
    • 独自の利用シーンの提案
    • 使い勝手の向上
    • 良い製品を作れば認められる環境が整ってきている(朗報)
顧客(エンドユーザ)視点

を意識することが大事になる、使い勝手も考えないといけない。
その中でも、
ユーザ視点で、かつ、エンジニアだから発想できる「新しい利用シーンの提案」が重要だと思う。

UMLユースケースも発想法で考えるということも必要なのかもしれない、と思った。

ネット口コミによっていい製品が売れるという土壌ができつつある今、なにより自分が利用者になったつもりで考えたエンジニアのこだわりが重要だと思う。

所感

先週のソフトウェア見積り勉強会の中で、「品質とはなにか?」という議論がなされた(ちょっとだけ)。
私はこのとき、品質にはユニークさやエンジニアのこだわりも含まれると言った気がするが、まさにこういった品質(ISO9126にない製品品質)が売れる製品になるかどうかだと思う。

こうした品質について

考えられるエンジニアになる(を育てる)には、どういった学習が必要なのだろうか。
ちょっと考えてみることにしよ。。。
既にだれか考えているとは思うけど(^^;;。

言い訳

本当は土曜日に書きたかったのだが、メンテナンス中だったので書けなかった。
mixiの日記に書いてしまった内容とほとんど一緒だが、ここにもメモしておく。

長文乱筆失礼しました。
※ご意見宜しくお願いします。