キャリアに「目標」は必要ではない

この記事から勇気をもらいました(笑。(マイミクのてつさんの日記から拝借)
いい人生(あるいはキャリア)を送るには、目標や明確なビジョンが必要だと信じられています。
7つの習慣-成功には原則があった!」でも自分の葬儀(つまり、死んだとき)をイメージして、最後にどうありたいか(つまり目標)をしっかりイメージして(逆算して)今の行動を考えるとよいと書いてあった(ように思う)。
でも、私にできるイメージは、妻とお互いに楽しかったと云って笑って最期を迎えられるといいな・・というイメージしかなく、そこから具体的な今の行動に落とせないでいます。

「価値観型」と「ビジョン型」

平本氏によれば、私のようになかなか目標やビジョンを明確にできない人がいるが、必ずしも成し遂げられないという訳ではない。

ビジョンや目標を決めるとやる気が出る人と、自分らしさや価値観を日々満たしていく方がやる気が出る人、それぞれ両方の人がいるということなのです。(平本氏)

傾向として、何かを成し遂げる人には2つのタイプがあるということらしい。

  • 将来の夢や目標から発想した方が動機付けられる人=ビジョン型
  • 自分のこだわりや価値観に沿って、日々それを満たしているうちに充実した人生を後れる人=価値観型
グランブルツ博士の「Planned Happenstance Theory」という考え方(参考)

「この博士は「キャリアの8割は偶然によって決まる」というのです。(中略)だから未来の目標やビジョンを設定するよりも、自分の大事なものを軸にして、アンテナを広げていろんなものを吸収した方がいいですよ、という言い方をしています。これは価値観型を指示する考え方です」

私はどうやら後者のタイプになると思う。
嬉しいのは、将来の目標やビジョンが抱けなくても心配することはないとのことだ。

まさに自分の価値観に沿って「今を生きる」という道もアリということですね。