逆転経済
こんにちは、Akaponです。
ブログ更新30日間チャレンジ3日目!ご覧いただきありがとうございます。
昨日の日記では、学生と社会人の違いに着いて書きました。学生と社会人ではサービスとお金(対価)の交換が”逆”であることが分かりました。
さて、今日は「1円家電のカラクリ 0円・iPhoneの正体」(坂口孝則氏)に書かれている「逆転経済」をピクト図解で描いてみました。
赤字販売モデル
企業(真ん中)は商品Aを
- 仕入れ先(左側)から100円で仕入れ
- お客(右側)に50円で販売
しています。ひとつ売れると50円の赤字になってしまいます(><)
赤字販売モデル(協賛金付き)
そこで次のピクト図解(下の左側)。
企業は単価100円の商品を
- 仕入れ先から50円をもらって100円で仕入れ(実質100-50=50円)
- お客に50円で販売
しています。これなら赤字になりません。
実はこれ、仕入れ先から販売協賛金を受け取って販売しているのです*1。
逆転経済
坂口氏は、この「お金を払って売り」「お金をもらって買う」不思議な事象を「逆転経済」と呼んでいます*2。
逆転経済のピクト図解(右上側)です。もはや、購入する行為も企業に向けたサービス(労働)になってしまいますw
さらに坂口氏は、
- 逆転経済では、会社(企業や仕入れ先)に「お金を払って仕事をする」従業員
が存在して、なんと、「お金をもらって買う」お客と同じ人になってしまいます。
つまり、企業、仕入れ先、人の三つどもえの関係ですね(右下側)。
所感
「お金をもらって購入する」だけに着目すると魅力的に感じますが、ひいては「お金を払って労働させていただく」ことに繋がると考えると、なんだか恐ろしい経済に感じてしまいます。私はまだ、咀嚼できていない部分が多いのですが、追々理解したいと思います。
家電製品の安売り競争のカラクリを始め、著者のいう「逆転経済」に興味を持った方、詳しくは以下をご覧下さい。
1円家電のカラクリ0円・iPhoneの正体―デフレ社会究極のサバイバル学 (幻冬舎新書)
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以上。