読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

LeanStartupNight - Startup Begins -参加報告

顧客開発モデル スタートアップ mindmap

先日、DevLOVEのLean Startup Night イベントに参加しました。私のお目当ては『スタートアップマニュアル』訳者の堤孝志氏の講演を拝聴すること。「顧客開発モデル」のポイントを知りたかったからです。

  • 日時:2013/01/28(月) 19:30〜21:30
  • 場所:MTI株式会社@オペラシティ(初台)
  • 講師:堤 孝志氏(三井住友海上キャピタル株式会社 投資開発パートナー)
  • 主催:DevLOVE

顧客開発モデル

最近耳にすることが増えた「顧客開発モデル」の概要をさっと紹介していただきました。

顧客開発モデル
「誰も欲しがらないものにヒト・モノ・カネを投じて行き詰る」という新規事
業の典型的失敗を避けるため、「顧客の声を聞き」ながら、新規事業をゼロから
立ち上げるためのプロセス」(講演資料より引用)

ざっくりと学んだことは以下の通りです。

【哲学】新規事業に失敗はつきもの
  • 早く安く失敗して、修正することが大事!
  • 軌道修正しやくする(顧客からのフィードバックを早くもらう)
  • ⇒ 先に販売する(まず「コンセプト」で確認)
早く安く失敗して軌道修正するコツ
  1. 仮説を明確にする ⇒ 紙に書く(⇒ビジネスモデルキャンバス)
  2. 検証にかかるコストを抑える(⇒MVP)
  3. 検証できなれれば軌道修正する(⇒ピボット)

アジャイル開発も「何を作れば良いか分からない」状況で、「重要な機能から小さく作り、顧客のフィードバックを得て軌道修正を繰り返す」という点で共通しています。

演習(バリュープロポジションキャンバス)

 
演習では、バリュープロポジションキャンバスを用いて、いつくかの製品・サービスごとにグループ分けをし、さらにグループ内を顧客チームと提供チームに分かれてキャンバスの該当項目(それぞれ、左側、右側)を埋めていきました*1。最後にお互いの項目を付き合わせて、対応する項目の優先順位の高いものが対応するものか確認しました。

  • 顧客チームは、顧客側の項目を埋めて、優先順位付けする
  • 提供チームは、製品側の項目を埋めて、優先順位付けする
  • その後、お互いの結果を確認する

ほとんどのグループで、顧客側と提供側で若干の食い違い*2が出て、確認と軌道修正の必要性がよく分かりました。

所感

非常に興味深い講演でした。堤氏の内容は、以前聞いたリーンスタートアップジャパンの和波氏の講演と重なるものでした(チャンスは予算が尽きるまで何度もある!一回で大失敗せず、小さく失敗すべき)。
顧客開発モデルはとても興味深いものだと感じました。堤さんにサインをいただいた『スタートアップマニュアル』、残りもしっかり読みたいと思います。

今日の教訓

「仮説は間違っている」という前提で!

謝辞

いつも興味深い勉強会やイベントを開催していただいているDevLOVEコミュニティの市谷様、スタッフの皆様、会場を提供して下さったMIT株式会社の佐藤様、講師の堤様、会場でお会いした皆様、ありがとうございましたm(_._)m

関連図書

スタートアップ・マニュアル ベンチャー創業から大企業の新事業立ち上げまで

スタートアップ・マニュアル ベンチャー創業から大企業の新事業立ち上げまで

アントレプレナーの教科書

アントレプレナーの教科書

*1:バリュープロポジションキャンバスは、本来は顧客(CS)を理解・整理して、提供する製品・サービス(VP)の仮説を設定するものだと思います

*2:スタートアップでは小さく作って確認するので、この食い違いは欲しいものが確認できないという大きな差になってしまいます!