「ピクト図解×KA法」勉強会参加レポート
昨日は ピク活IT勉強会「ピクト図解×KA法」 に裏方参加してきました。
概要
講師は@chachakiさん、ピクト図解にも人間中心デザイン(HCD)にも明るい貴重な存在です。
KA法は人間中心デザイン(HCD)のユーザーモデリング手法のひとつ。
ユーザーの日常生活の”行為(出来事)”から”ユーザーの声”を拾い、”価値”を導きだすものです。
一日の流れ
今回の勉強会は「もらって嬉しいプレゼント」をテーマに、概ね以下の手順でワークを行いました。
- グループワーク:KA法で"価値"を導出(KAカード作成)
- グループワーク:KJ法でより大きな価値に整理・整頓(価値マップ作成)。
- ペア:3回のペアブレストでアイデア出し。
- 個人:各自、6個以上のアイデア(サービス)を捻出(アイデアスケッチ)
- 全員:ハイライト法で良いアイデア(サービス)をピックアップ
- 全員:抽出された良いアイデアごとにビジネスモデルを検討するグループに別れる
- グループワーク:ビジネスモデルを整理・発展・検証
- 全員:各グループのビジネスモデルを発表!全員でシェア
とても楽しく充実したワークになりました!
新しいサービスや製品の導出根拠として、ユーザーの行為(な声、期待)にたどれるのが凄いところです。
強いて難点を挙げるなら、
だというところでしょうか。でも、しっかり時間をかけて検討することも大事なことですね。
感謝
講師の@chachakiさん、ピク活IT支部勉強会主宰の上野さん、裏方仲間、参加された皆様、とてもためになる一日をありがとうございました!皆様のおかげでワークショップも楽しくできてホッとしました(^^;;。
所感
今回学んだKA法ですが、BMGで紹介されている「共感マップ」と、ユーザーの感性や感覚を対象にニーズを引き出している点が共通しています。私には良し悪しは比較できませんが、いろんなやり方があって面白いなと思いました。どちらも試していきたいです。
手法 | 特徴 | 備考 |
---|---|---|
共感マップ | 具体的な顧客を徹底的に想像して、主にGAIN/PAINからニーズを発掘する | 徹底的に個性重視 |
KA法 | ユーザーの日常の出来事を切り出し、ユーザーの声を想像で拾い上げ、価値を導きだす | ユーザーの声の時点で没個性(ユーザーが一般化)される?万人受けの価値*2 |
また、アイデア発想の手法もいくつか覚えましたが、(まだ上手くやる自信はありませんので)どんどん試していこうと思います!
参考
- 第11回 ピク活 IT勉強会「ピクト図解×KA法」
- ゼミワークショップ KA法(安藤研究室ノート)
- ピクト図解&3W1H 公式サイト
- ピクト図解 ビジネス活用会 IT支部(ピク活IT支部)(Facebookページ)
- ピク活IT ブログ