ビジネスモデルキャンバス×ピクト図解ワークショップを実施しました
12/5、6の2日間、タケハラさんと熊本県産業技術センターにてビジネスモデルキャンバスとピクト図解のワークショップを実施しました。以下に簡単に報告します。
- 日時:2013年12月5(木)、6(金) 17:30〜20:30
- 場所:熊本県産業技術センター
- 主催:BMV 研究会
- 講師:タケハラマサシ、赤坂英彦
- Agenda
- 第1部:"ビジネスモデル・キャンバスとその活用方法"
- 第2部:"ビジネスモデル・キャンバス×ピクト図解"
概要
BMGWorksが活発に活動していることと、3月にピクト図解×ビジネスモデルキャンバス勉強会を実施したことがきっかけで実現しました。
今回は2日間に延長し、初日はキャンバスと共感マップで顧客視点で新規事業のアイデア出し、2日目はピクト図解を使ってビジネスの可視化を扱いました。
2日目の目玉は「ビジネスモデルキャンバスとピクト図解のマッピング」です。以前から口頭ではお伝えしてきたつもりですが、この相性の良さを十分に伝えられていなかったので資料にまとめてみました*2。合わせてマッピング事例集もまとめてみました*3。
案内文
熊本県では、「デザインのすゝめ」をキーワードに、県内の企業やデザイン関係者に「顧客への価値提案を中心に置くこと」「つくるではなく、伝えるを最終目標にすること」としたデザインの考え方を普及する活動を行っております。
商品の価値は、「顧客が魅力を感じる価値」で決まります。ビジネス・モデルキャンパスは、この価値の提案をビジネスモデルに効果的に取り込むための手法です。今回は、「ビジネスモデル・キャンバスとその活用方法」、「ビジネスモデル・キャンバス×ピクト図解」のワークショップ。
第1部“ビジネスモデル・キャンバスとその活用方法”
講師/タケハラマサシ
ビジネスモデリングや事業企画というとその道の専門家の考えるものだという先入観はないでしょうか?「ビジネスモデル・ジェネレーション(翔泳社)」で紹介された「ビジネスモデル・キャンバス」は、ビジネスを「価値」・「顧客」・「チャネル」・「関係性」・「活動」・「リソース」・「パートナー」・「コスト」・「収益」の9 つの要素に整理しグラフィカルに表現することで、誰でもビジネスモデルを創出し、活発な議論を行うことができるようするためのフレームワークです。
タケハラマサシ:クラスメソッド株式会社 マーケティング部マネージャー、認定スクラムプロダクトオーナー
プロジェクトマネジメント、アジャイル(スクラム)、UX デザイン、ビジネスアナリシスに強い関心を持つマーケター。技術者コミュニティの運営支援や、ビジネスモデリングのスキルアップを目的とした「BMGWorks(https://www.facebook.com/groups/120115278120149/)」を運営。「100 人のプロが選んだソフトウェア開発の名著君のために選んだ1 冊(http://www.seshop.com/1satsu/100nin/)」等へも寄稿。
第2部“ビジネスモデル・キャンバス×ピクト図解”
講師/赤坂英彦
「ピクト図解」は全てのビジネスに共通する最も大事な「ヒト・モノ・カネ」にフォーカスすることで、対象となるビジネスをステークホルダーの商売関係(交換)だけでシンプルに表現できます。それにより、ビジネスの全体像が誰でもすぐに理解できるようになり、ヒト・モノ・カネの関係や交換を見直すことで新しい儲けの仕組みを考えたり、ディスカッションをすることが出来ます。赤坂英彦(あかさかひでひこ):
株式会社オージス総研
コンサルティング・サービス部 シニアコンサルタント、認定スクラムマスター、ピクト図解®認定エバンジェリスト*4
アジャイル(スクラム)、分析モデリング、ビジネスモデリング、アイデア発想、ファシリテーション、ワークショップに関心を持つエンジニア。ピクト図解やビジネスモデル・キャンバスを利用したワークショップの経験あり。
Akapon のメモ帳(http://d.hatena.ne.jp/Akapon/)。
まとめ
今回は主宰の熊本県産業技術センターの佐藤様に声をかけていただいたおかげでワークショップが実現しました。よくぞ、インターネットで探し当ててくれました。ありがとうございました!また、熊本県職員の皆様、参加された皆様の前向きで積極的な姿勢に感動しました。これからも精進していきます!ありがとうございました!!
以下、簡単にKPTで振り返ります。
Keep(良かった点、継続したい点)
- お声がかかったらまず挑戦してみる
- 熊本に初めて来た!
- 熊本を観光できた!(熊本城は素晴らしい)*5
- 主催者も参加者も積極的で素晴らしい!
- タケハラさんとのコラボは楽しい!
- ワークショップは楽しんでもらえた(と思う)
- 少しはお役にたてた(かな?)
Problem(悪かった点、課題点)
- 準備不足(毎度のことながら)
- 準備不足でワークショップ間のつながりが悪いところあり
- ワークショップ最後の「振り返り」の時間が取れなかった
- タケハラさんにおんぶにだっこ(^^;;