AOAD勉強会(第5回)

基本情報

  • Day/Time: 2005/09/11 Sun. 10:00 - 14:20
  • Place: 920 Training - Room @ OGIS-RI
  • Person: 8(Itoh, Tsuji, Miya, Oto, Mori, Goh, Yone, Aka)

対象

  • Chapter4: Analysis (1/2)
    • a. Theme/Doc Views and Tool Support(pp.99-108)
    • b. Overview of Theme/Doc Process(pp.108-111)
    • Deciding on the Themes
      • c. Choosing Initial Themes(pp.111-119)
      • d. Operating on the Themes(pp.119-128)
      • e. Operatiing on Requirements(pp.128-132)
    • f. Appendix: The Crystal Game(Appendix)*1
    • ※下線部を議論のテーマに採用

Overview of Theme/Doc Process

3つのView
View process note
Relationship View Decide on the Themes. テーマの識別および要求との関係の識別
Crosscutting View Determine Theme Responsibilities テーマがベースかアスペクトかを識別

グレー矢印(元:Aspect,先:Base)
Individual View Plan for Design. テーマの設計のための準備

- エンティティの識別

-テーマ単位に作成

-postponementの表記がCrosscuttingViewと異なる

-点線はTBD

Deciding on the Themes

初期のテーマを選択する方法
Approach note
From UseCase ユースケースにあるアクションをテーマとして選択する方法
Goal-Oriented Requirements Engineering ゴール(および下位のゴール)の振る舞いからテーマを選択する方法
要件リストからテーマを選択する方法(3つ)
Approach note
The Choose-Carefully-Up-Front Approach 事前に慎重にテーマを選択する方法

-手動的(勘と経験が必要)

-文脈を意識して動詞を(テーマとして)選択する

-要求文の「〜を〜する」という代表的な機能をピックアップする
The Start-with-Everything Approach 意味のある動詞をテーマに選択する方法

-自動的に選択可能

-要求文にある動詞をやみくもに(テーマとして)選択する
A Combination of Two Approaches 上記2つの組み合わせによるテーマ選択方法

1)動詞を選択し,

2)意味のあるまとまりに整理して,

3)テーマを抽出する

Operationg on the Themes

  • 目的
    • テーマを整理する(扱いやすい単位にする)*2
    • テーマの粒度を揃える*3
4つの操作
Split
テーマを分割する
Group
テーマをまとめる

1)unifying:同義語とみなせるテーマを統一する

2)grouping:似たようなものをまとめる*4
Delete
扱う必要のないテーマを削除する
Add
不足に気づいたら,テーマを追加する(笑)

次回の予定

  • 第6回 Chap4. Analysis (2/2)(pp.132-155)
    • 9/25(日) 10:00 - 12:00

宿題

  • ゴール指向
    • ゴール指向に関する参考文献の紹介(担当:赤坂)

*1:時間切れのため議論は実施せず

*2:整理する---理解しやすい,管理しやすい,モデリングしやすい

*3:粒度を揃える---整理に伴い,粒度も揃うかも。揃えることが目的かどうかは疑問・・・,ただしその方が扱いやすいのは確か

*4:groupingにより元のテーマが残るケースと,残らないケースがある